2018年12月26日水曜日


ココロの言葉(59)

 

全国でだいたい25万人くらいの生活保護世帯の学齢の子どもたちがいる。

だけど学習支援事業に来ている子は2万人くらいです。つまり10分の1以下です。

青砥恭(全国子どもの貧困・教育支援団体協議会代表幹事)

 

文科省は、年間の登校日数が10日以内の児童生徒を「無登校」と名付けています。

現在、中学生の不登校の人数が、一学年で約4万人になり、その10%がこの無登校にあたると推定されています。つまり、約4千人×3学年ですから、中学全体で約1万2千人になります。

この子どもたちの学習保障がどのようになされているかの調査は公表されていませんのでよくわかっていませんが、基本的なリテラシー(読み書き能力)の未習得が推測されます。教育現場で働いている人は、すでにこのことを実感しています。

今後の無料塾のあり方を示唆するデータです。

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