2020年11月22日日曜日

ココロの言葉(154) 子どもを助ける方法は必ずある。 もしうまくいかなければ、それは大人の対応の問題である。 心理学者 アドルフ・アドラー 教育臨床の現場では、子どもがなにか大人にとって不都合な問題を起こすと、すぐに子どものせいにしてしまう傾向が見られます。大人の不備を省みず、「お前が悪い」と、子どもに責任を押しつけます。実際は、大人の方に問題があったのではないかと反省する姿勢が、いま子どもから問われています。

2020年11月15日日曜日

ココロの言葉(153) 不登校の子どもたちは、異常でもなんでもなく、 学校の欺瞞性のようなものを鋭く見抜いている場合が多いように思います。 (吉本隆明) 最近、登校して普通に学びたいのだけれども、教室に入れないために不登校になる子どもが増えています。その理由は様々ですが、一人ひとりのニーズに応えられる学習形態がいま求められています。その解決策の一つとして、無料塾が社会的な資源になれることは確かでしょう。

2020年11月8日日曜日

ココロの言葉(152) 長い目で見れば、教育における関係のありようの方が、 学習している当の教材より大事だということがわかるだろう。 ケネス・ガーゲン(心理学者) 子どもたちは、教科の勉強そのものよりか、そこに集う仲間たちとの交流によって多くのことを学びます。学校教育の役割は、ますますこの人間関係の構築にニーズが高まっています。オンライン授業ではできない大事なリアルなコミュニケーションです。

2020年11月1日日曜日

ココロの言葉(151) 「私には特別な才能などない。 ただ、ものすごく好奇心が強いだけだ」(アインシュタイン) 学習支援で一番大切にしたい要因、それは子ども自身の好奇心です。これに火をつけることができれば、後は少し離れて見ていれば、子ども自身が自主的に学んでいきます。そんなサポートをしていきたいものです。