2022年12月25日日曜日

ココロの言葉(263) 子どもたちが、仕事は与えられるものだと思ってしまう教育ではダメなのです。 起業家になるための教育が導入されるべきです。 ムハマド・ヤヌス(バングラデッシュの経済学者) グラミン銀行の創設者であり、貧困層の自立基盤を支援してきたことが評価され、2006年にノーベル平和賞を受賞したヤヌス氏は、私たちが与えられた仕事の奴隷になるのではなく、その主人になる働き方を訴えています、コロナパンデミックによる経済的格差が拡大した今、社会的課題の解決と収益の両立が実現するソーシャルビジネスをつくる人材が求められています。

2022年12月18日日曜日

ココロの言葉(262) 人とのつながりは、家族や親友などの「強いつながり」以外に、 「弱いつながり」「ゆるく、かるいつながり」「サラっとしたつながり」など、 さまざまなカタチがあっていいはずですね。 伊藤幹夫(『新しい地域ネットワークの教科書』より) 地域共生社会に向かう具体的なアプローチを創造するための活動をしている伊藤氏は、人と人との「弱いつながりの強さ」が、逆に多様な広い人とのつながりを形成すると言います。そのような場で学んだ知識は、子どもたちが将来生きるスキルとして役立ち、ロールモデルになると―。

2022年12月11日日曜日

ココロの言葉(261) いまあるものを、いまあるうちに楽しむ。 いまあることに感謝し、 やがてそれを手放し、 つぎにやって来るものを歓迎する。 ジル・テイラー(神経解剖学者) テイラー博士は、37歳のときに脳出血により左脳の機能をすべて失い、8年間のリハビリの末、脳機能を回復しました。その体験を『奇蹟の脳』で書き、世界的なベストセラーになりました。現在は、ハーバード大学脳組織ブレインバンクの研究員です。この言葉には、私たちが人生で選択すべき生き方が示されています。

2022年12月4日日曜日

ココロの言葉(260) 子どもたちは、大人が考えているよりもずっと理解できるし、 自分で判断して行動が起こせる。 子どもは弱者、そう決めつけることによって、 そういう存在にされてしまっているだけだ。 在宅医療専門医師 紅谷浩之 (医療的ケア児との活動オレンジキッズケアラボ運営) 私たちは、子どもに対応するときに、子どもを未熟なものとして見てしまい、不適切な指導をすることがしばしばあります。しかし、深い心の領域である魂レベルでは、大人と対等な関係にあります、そんなスタンスが、学習支援でも大切になってきます。その子どもが持っている本来の能力を高めるために―。