2021年12月26日日曜日

ココロの言葉(211) 人は模倣して進化する フィオナ・マーデン(神経科学者) 「学び」の基本的モデルが、「まねる」こと、つまり模倣であることが神経科学の研究でわかってきました。脳のミラーニューロンによるミラーリングによって、学習がなされるということです。人と接触し、つながり、信頼関係をつくることで、私たちは学んでいきます。そして、これがミラーニューロンを活性化し、学習効果を向上させ、人類の進化につながったと―.

2021年12月19日日曜日

ココロの言葉(210) 教育は脳外科のメスよりも はるかに複雑に脳を変化させる 心理学者 カーク・オルソン 子どもの脳に与える影響は、教科による認知学習がメインだと考えられてきましたが、最近の研究では、それ以上に集団生活による社会的な学習が大きく影響していることがわかってきました。すなわち、リモートではないリアルな人間関係が、脳の成長に重要で、子どもの能力の最適化につながるということです。

2021年12月12日日曜日

ココロの言葉(209) 最も責任が重く、最もやりがいがあり、 そのうえ、自分自身に忠実であるという意味において、 最も立派な行為とは、あなたの才能に備わっている強みの可能性に向き合い、 それを実現することである。 バッキンガム&クリフトン『さあ、才能に目覚めよう』より 学習支援という活動は、子どもはもちろんのこと、支援するサポーターにも、自分が備えている強み(ストレングス)を実現する機会になります。まさにウィンウィンの関係です。そんな対等な人間関係が、いま学びの場で求められています。

2021年12月5日日曜日

ココロの言葉(208) ストレングス・スイッチ:自分の弱点から強みへスイッチを入れ替える ポジティブ心理学の概念 これまでの学校教育は、どちらかと言うと子どもの「できない」部分を育てようとしてきましたが、その逆にその子が「できる」ところを支援する方が、学習効果が高いことが、最新の研究でわかってきました。つまり、不得意なことではなく、得意な能力を伸ばすアプローチです。それが、弱点から強み(ストレングス)へのスイッチの入れ替えです。