ココロの言葉(129)
重要なことは、問いを発することをやめないこと
アルバート・アインシュタイン(1879-1955)
近代学校教育のモデルは、古代ギリシャにその起源があります。哲学者と市民が、広場でさまざまなことに問いかけをする活動をしていました。この哲学問答を通して、知の探究がなされていました。
また、東洋でも同じように、インドと中国において宗教者による問答形式で教育活動がなされていました。この問いを発するスタイルこそが、歴史的に「学び」の原点です。
そして社会の変革期のいま、正解のある問題を解くことが中心の学習から脱して、問いを発する本来の学びに戻ることが必要とされています。