2021年4月25日日曜日

ココロの言葉(176) ものごとへの考え方が、選手の行動に影響を与え、 行動変容が起こることによって、選手のパフォーマンスが向上すること。 パフォーマンス・ビヘイビア理論 このコーチングの理論は、世界のトップアスリートの育成に使われている最新のスポーツ理論です。自分で考え、質の高い行動ができる知性と人格をもつ選手を育てることを目指しています。そのような選手は「インテリジェント・アスリート」と呼ばれます。 この理論の学校教育での応用が期待されています。すなわち、自学自習して自己成長する子どもたちである「インテリジェント・スチューデント」の育成です。激変する現代社会で、いまインテリジェントな人材が求められています。

2021年4月18日日曜日

ココロの言葉(175) 人は誰かに見られていると、 自分一人のときよりも、パフォーマンスが向上する。 オーディエンス(観衆)効果 この法則は、学習効率を高めるために活用できる社会心理学の知見です。静かな個室で自分一人で勉強するよりも、周囲に誰かがいて、自然音や少しわざつい生活音(70デシベル程度)があった方が、学習効果が高まることが実験で証明されています。 無料塾では、そんな学習環境を子どもたちに提供していきたいものです。

2021年4月11日日曜日

ココロの言葉(174) 人間は誰でもはかりしれない能力を持っているが、 その持てる能力を存分に活かしきれるのは、 限られた少数のものである。 心理学者 ウイリアム・ジェイムズ(1842-1910) 私たちは、何のために学ぶのか? この本質的な問いには、古今東西の社会でその時代に合ったさまざまな回答がなされてきましたが、そのひとつがこの言葉に示されています。それは、私たちが生まれながらに持っている能力を向上させるということです。学びはそれに役立ちます。そのことを古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、「産婆術」と表現しました。そんな学習支援でありたいものです。

2021年4月4日日曜日

ココロの言葉(173) 教育とは、子どもの可能性を実現していくのを助けることである。 教育の反対が、洗脳である。 エリッヒ・フロム(1900-1980) 20世紀を代表する社会心理学者フロムが、晩年の著書『愛するということ』で語った言葉です。そして、私たちは、子どもたちに知識を教えているが、人間が成熟するために必要な教えを授けていないと忠告しています。 21世紀のいま、何のための教育なのかが問われています。