2021年1月31日日曜日

ココロの言葉(164) これからの学校は、これまで以上に子どもたちの 「学びたい!やりたい!」という気持ちを大事にしたもの、 モチベーション・オリエンテッドな学び、アダプティブな学び(個別最適な学び) が実現されるような学校が求められるでしょう。 平川理恵(広島県教育委員会教育長) コロナ禍の影響によって、学校教育が大きく変わろうとしています。 特に今後、学校はなにをするところなのかが問われています。 平川氏は、自己認識、自己表現、自己実現の場であると―。

2021年1月24日日曜日

ココロの言葉(163) 私たちは相手をまねることで学ぶ。 子どもは大人がしているようにする。 大人が「しなさい」と言われたようにではなく。 アンデシュ・ハンセン(精神医学者) いま世界中でベストセラーとなっている『スマホ脳』の作者であるハンセン氏は、 子どもに対する大人へのアドバイスで、「よい手本になろう」と訴えています。それこそが人類史上、急激にライフスタイルが変化した時代を生きる子どもたちへの最適な教育法であると。

2021年1月17日日曜日

ココロの言葉(162) 対面授業では、周囲の学生や教員から 有名無形の様々な支援配慮をもらえます。 菊池哲平(熊本大・教育学者) コロナ禍で、いま全国の学校でオンライン授業が普及していますが、その影響でリアルな対面授業の教育的価値が浮き彫りになってきました。そのひとつがリアルな現場でしか得られないお互いのコミュニケーションです。リアルな人間関係が学習に多大な効果があることがわかってきました。これは学校教育の核となっている要因でしょう。

2021年1月10日日曜日

ココロの言葉(161) リビング学習:個室で学習するよりも、居間でする方が学習効率が高いという説。 自宅の個部屋よりも、共有スペースのリビングルームでの勉強の方が、学習がはかどるという説ですが、その理由はよくわかっていません。恐らく、因果関係ではなくあくまで相関関係ですが、個別学習と協同学習の中間の場として、記憶に関連する脳の活性化に関係しているのではないかと考えられます。無料塾での学習の場が、そんな空間でありますように。

2021年1月3日日曜日

ココロの言葉(160) 「自分のため」だけにやっていくことの空虚さに気づき、 「人のため」に何かできることはないかと考えることは、 とても健全なことだと思います。 ミュージシャン 米津玄師 この言葉は、2021年元旦の朝日新聞でのインタビュー記事の中で、米津玄師さんが新曲「カナリヤ」を創作するときに思ったことです。さらに「結局、自分を構成しているものは、他者からもらったものにたどりつくんですね」と語っています。新年にあたって、学習支援の意義を考えさせられる言葉です。