2020年9月27日日曜日

ココロの言葉(146) 人間が生きる原理、それは希望である。 哲学者 エルンスト・ブロッホ(1885-1977『希望の原理』より) 学習支援の本来の役割は、「希望」にあります。すなわち、子どもたちが学習を通して生きる希望をもてるようになるための支援活動です。このような実践を教育コーチングと言います。他者を援助することによって、自分も幸せになる活動です。無料塾が、そんな場でありたいと思います。

2020年9月21日月曜日

ココロの言葉(145) 世界はできるだけ多様で自由で、スキマがあった方が豊かだと思います。 文化人類学者 小川さやか 子どもたちの成長を支援する学校も、できるだけ自由でスキマがあった方が、多様性が活かされ、その結果ひとり一人の個性が発揮されます。いま、新型コロナの影響で、これからの学校教育に求められる姿が明確になってきたように思います。

2020年9月13日日曜日

ココロの言葉(144) 不機嫌は無言の暴力、ご機嫌は活性への一歩    日本授業UD(ユニバーサルデザイン)学会 川上康則 子どもたちへの学習支援で、もっとも重要な要因は、支援者の姿勢です。支援者の能力はもちろん必要ですが、それ以上に学習効果を高めるものが、心理学的には支援者の子どもに対するポジティブな表情と気持ちです。この姿勢が、子どもの学習意欲を活性化し、学習効果を高めることが研究でわかっています。ご機嫌で子どもたちに接すること自体が、学習支援になります。

2020年9月6日日曜日

ココロの言葉(143) 「弱さ」には、人と人をつなげ、 謙虚さと新しい可能性を生み出す力があります。 当事者の理念より 世間一般では、自分がもつ「弱さ」は隠すべき恥ずかしいこととされてきました。 しかし、当事者研究の分野では、「弱さ」という個人情報が、みんなで分かち合う生活情報にしていきます。自分と他者を理解し、協力して生きていくための資源となります。 この理念は、ありのままの子どもを育てる学校教育でも活用できる理念になるでしょう。