2018年8月29日水曜日


ココロの言葉(42)

 

人生という大舞台で、

どんな役を演じるかは、

君自身が決めるんだ。

ストーリは白紙だ。

考えるのは君だ。

ペーテル・エクペリ『大きく考えよう』より

 

これは、スウエーデンの人気作家エクリペの言葉です。

子ども向けに哲学や科学をテーマにして、児童書を執筆し、日本語はもちろん、韓国語、ロシア語など世界数カ国で翻訳されています。

‘自分で考える’ことの大切さを訴えて、人生の脚本と監督そして主役は、自分自身なんだというメッセージを子どもたちに力強く伝えています。

「命ある限り、君らしく生きよう。

夢を忘れずに!大丈夫、きみならできるよ」

2018年8月22日水曜日


ココロの言葉(41)

 

なにかをなしとげたかったなら、

人から与えられるのを待つのではなく、

自分の手でつかむんだ。

自分をコントロールできるのは、君たち自身だ。

ランディ・ジョンソン(大リーグ野球殿堂入りピッチャー)

 

この言葉は、NHKの人気番組「奇跡のレッスン」で、野球部の中学生に語りかけたものです。

ランディ・ジョンソンは、勝利投手として303賞、サイヤング賞を5回も受賞しています。

そして、44歳で引退した歴史に残る名ピッチャーです。

その他、次のようなメッセージがありました。

「学ぶことをやめれば、そこで成長はとまります」

「どんなレベルに達しても、学ぶことがある」

「楽しむことを忘れないで」

野球の練習を通して、学ぶことの大切さと楽しさを伝えていました。

 

2018年8月18日土曜日


ココロの言葉(40)

 

世界でただ一人しかいない存在。

それが私たちです。

もちろん共通していることも多いと思いますが、

そうでないところもたくさんあります。

私たちは、すべてがそれぞれ違う存在なのですから。

五木寛之『人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方』より

 

学ぶこと、すなわち学習の仕方にも、これと同じことが言えます。

教室の一斉授業ではよくわからないことも、個別で勉強すれば、

理解できることがあります。自分に合った学習法です。

そのお手伝いが無料塾の役割です。

2018年8月8日水曜日


ココロの言葉(39)

 

その発達過程において、脳には外部からの影響を受けやすい、

非常に大事な時期があります。

胎児期、乳幼児期、思春期です。

こうした人生の初期段階に、

親や養育者といった身近な存在から適切なケアと愛情を受けることが、

脳の健全な発達には必要不可欠です。

脳科学者・小児発達専門医 友田明美

 

最近の脳科学の研究により、不適切な養育が子どもの脳を生理学的に傷つけ、

学習意欲や生きる意欲を低下させることがわかってきました。このような子どもの心を傷つける養育を

「マルトリートメント」と言います。虐待はもちろん、その他不適切な行為自体がマルトリートメントになります。

では、どうすれば健全な脳(心の発達)が形成されるのでしょうか。

現在研究中ですが、その一つが、愛着形成と健全な人間関係と言われています。

ささやかな無料塾で、人と人とのつながりを大事にした子どもたちの居場所をつくっていきたいと思います。