2021年9月26日日曜日

ココロの言葉(198) いまの若者は、態度がなっていない。 古代エジプトの古文書より 思春期は、古今東西で、疾風怒濤の畤期と言われます。大人社会に対して反抗的になる傾向があります。時には、逸脱して問題行動をすることがあります。 そんなとき、周囲の大人ができることは、成長を見守る眼差しと適切なサポートです。思春期の問題に効く「特効薬」はありませんが、それでも効果的な方法があります。そのひとつが学習支援です。問題行動の解消にとても役立ちます。

2021年9月19日日曜日

ココロの言葉(197) 「頑張って」といわれても困ってしまう。 いまこれだけ頑張っているのに、 これ以上なにを頑張ればいいのか。 ある中学生のつぶやき 大人の善意からの励ましが、子どもに困惑をもたらすことがよくあります。 学習支援の場でもよく使われるフレーズが「頑張って」です。そこで支援者が注意しなければならない点があります。 それは、なにをどう頑張るかを明確に伝えることです。学習支援につながる具体的なやり方を提示することが大切になります。

2021年9月12日日曜日

ココロの言葉(196) 人生とは、あなたの勇気に比例して、 大きくもなれば、小さくにもなる。 作家 アナイン・ニン 米国の社会研究で、ボランティアで子どもを教えたら、どんなことが起きるかを調査しました。「チューター・プログラム」といいます。その結果、このボランティア活動に参加した成人男性は、参加しなかった対照群に比べて、脳の老化が3年分、逆に戻っていることがわかりました。記憶力も増加していました。 これは、学習支援という活動の注目すべき成果を示しています。もちろん、支援を受けた子どもの成績が向上したことは言うまでもありません。

2021年9月5日日曜日

ココロの言葉(195) 自由がある場で、さまざまな年代と才能をもつ子どもたちが、 混じり合ったコミュニティ(集団)の中で、 コーチやプレイリーダーたちが支援すれば、 子どもは、もっともよく学ぶことができる。 教育学者 ピーター・グレイ 公の学校教育では、実践ができていない子どもへの教育支援が、いま求められています。その一つが、地域コミュニティでのさまざまな子どもたちが集まって、自由に活動できる空間で、学校での学年制を越えた学びの場です。 このような場と空間は、そのまま地域の活性化になり、住民にとっても生活しやすい町を作ることにつながるでしょう