2020年7月26日日曜日


ココロの言葉(137)

 

人生は予測できない。

キャリアは思いがけないできごとに左右される。

キャリア心理学の理論

 

「キャリア」とは、職業、生涯の仕事のことで、最近のキャリア心理学では、運が人生にどのような影響を与えるかが研究されています。その一つの成果が「偶然理論」です。

人生のキャリアは、将来の予測に基づいて行動計画を立てるよりも、偶然を自分のためにいかに活かすかが重要であるといいます。すなわち、日々の偶然での出来事によって、本人も自覚していなかった新しい分野に対する興味が出てきて、好奇心をもって学んでいくというものです。

子どもたちの将来のよきキャリアのために、偶然による学びが無料塾にありますように。

2020年7月19日日曜日


ココロの言葉(136)

 

人を助けることが、自分を助けることになる。

社会心理学者 リースマン

 

子どもたちへの学習支援で利益を得るのはもちろん子どもですが、同時に支援者もそれによって大きな利益を受けます。その原理・原則を「援助者療法原理」「ヘルパーセラピー原則」といいます。さらにいうと援助をする人が、最も援助を受けるともいわれます。

無料塾での活動で大事にしたい原理・原則であり、精神です。

 

 

 

2020年7月12日日曜日


ココロの言葉(135)

 

最も聡明で創造的で自立的思考を備えた子どもや成人が、

行動障害、情緒障害、精神障害と誤診されている。

臨床心理学者 ジェイムズ・ウエッブ

 

いま世界中で「ギフティッド(gifted)」と呼ばれている子どもたちがいます。

英語の「ギフティッド」とは、(神から)才能を与えられたという意味で、その特徴は、

平均的な知能とはかけ離れた高い能力を持っていることです。そのために、周囲から理解されず、偏見や差別を受けやすい子どもたちです。特に学校では、「問題児」「変人」扱いされる傾向があります。
このギフティッドの子どもたちが持つ才能は、社会を豊かにする黄金であることは確かでしょう。日本でもこのような子どもたちの能力を活かす教

2020年7月5日日曜日


ココロの言葉(134)

 

「学ぶことを学ぶ」力の発達を支援すること、

「学び続ける態度」を養うことこそが、

真の意味での「教育」なのではないでしょうか。

リヒテル直子(オランダの教育研究者)

 

日本の学校教育のほとんどが、現在でも画一的な一斉授業の教育実践をしています。

そこで子どもたちに求められることは、教師が教える「正解」です。新型コロナの影響によるオンライン授業でもこの傾向は変わりません。むしろ強まっているとさえいえます。

無料塾では、一人ひとりの自主性と好奇心を大事にして、学びの本質を尊重していきたいと思います。それがポストコロナの教育に求められています。