2018年10月30日火曜日


ココロの言葉(51)

 

VR(ヴァーチャル・リアリティ)内での経験は、

現実の経験と同様の生理的反応を脳にもたらす。

VRは、人類の歴史上、最も強い心理的効果をもたらすメディアなのだ。

では、これを学習に応用したらなにが起こるだろうか。

ジェレミー・ベイレンソン(心理学、コミュニケーション学)

 

実体験が、学習効果を高めることは、だれもが実感していることです。

VRは教室の中で、これをあらゆる教科で実現させる可能性があります。

たとえば、地理の勉強でVRを使えば、その心理的臨場感で「その場にいるという感覚」になります。また、生物の授業でVRを利用すれば、教室にいながらあたかも海中にいる疑似体験ができます。

VRは、学校教育はもちろん、社会全体、そして私たちの人生を大きく変えるメディア(コミュニケーション手段)になるでしょう。いま、スマホがない生活が想像できないように、将来、VRの活用が生活の中心になっている世界になっているかもしれません。

2018年10月24日水曜日


ココロの言葉(50)

 

子どもの居場所とは、「ホーム」と感じられる関係性、

いつでも帰って来られて、安心し、ほっと一息つける場所のことである。

必要なのは特別な支援ではなく、当たり前の日常だ。

仁藤夢乃(一般財団法人Colabo代表)

 

中学高校生世代の「困っている」青少年を支援している活動家の言葉です。

家庭や学校などで問題を起こす思春期の子どもたちへのアプローチで大切なことは、

「問題児」ではなく、「困っている子ども」という視点です。すなわち、安心でき、信頼できる人間関係が築ける環境を必要としている子どもたちだということです。

それを実現する重要なひとつの要因が、一人一人に適した学習環境です。

十代の子どもたちにとって「学習」は、人生そのものと直接つながっています。

いま、特別な支援ではなく、日常の普通の支援が求められています。

 

2018年10月17日水曜日


ココロの言葉(49)

 

少しずつ積み重ねることによって、

気がつけば着実に前進している。

自然にできることを続けていくという

健全さが必要なのだ。

羽生善治(『瞬間を生きる』より)

 

学習環境と学力には、強い相関関係があることがわかっています。すなわち、学習環境が整っている子どもの学力は、自然に高くなっていくということです。

現在、経済的な格差社会が指摘されていますが、子どもの学力にもその影響が出てきています。この教育的格差を未然に防止するためにも、学校以外の自主的な学習環境の整備が必要とされています。

全国的に広がりつつある無料塾の活動は、その一助になるでしょう。

2018年10月10日水曜日


ココロの言葉(48)

 

教育の最終目標は、その子の個性を宝物として

伸ばしていくことにあります。

一つの基準だけで、たとえば偏差値だけで子どもを推し量ることなど、

ストレスにしかなりません。

脳科学者 茂木健一郎

 

私たち一人一人の脳には個性があり、その差に上下はないと脳科学者は言います。

すなわち、脳のある部分が優れていると、別の部分は劣っているというトレードオフ

の関係があると茂木氏は述べています。

これからの教育は、子どものポジティブな個性である「強み」を伸ばしていくことに

フォーカスしていくことが求められています。

本無料塾が、そのお手伝いができれば幸いです。

2018年10月7日日曜日


ココロの言葉(47)
 
 

 
  教育の最終目標は、その子の個性を宝物として伸ばしていくことにあるべきです。
  一つの基準だけでは、たとえば偏差値だけで子どもを推し量ることなど
  ストレスにしかなりません。
            脳科学者・茂木健一郎

 

私たち一人一人の脳には個性があり、その差に上下はないと脳科学者は言います。

すなわち、脳のある部分が優れていれば、他の部分は劣っているというトレードオフの関係にあると述べています。

これからの教育は、子どものポジティブな個性である「強み」を伸ばしていくことに焦点を合わせていくことが求められています。

本無料塾が、そんなお手伝いができれば幸いです。