2018年10月30日火曜日


ココロの言葉(51)

 

VR(ヴァーチャル・リアリティ)内での経験は、

現実の経験と同様の生理的反応を脳にもたらす。

VRは、人類の歴史上、最も強い心理的効果をもたらすメディアなのだ。

では、これを学習に応用したらなにが起こるだろうか。

ジェレミー・ベイレンソン(心理学、コミュニケーション学)

 

実体験が、学習効果を高めることは、だれもが実感していることです。

VRは教室の中で、これをあらゆる教科で実現させる可能性があります。

たとえば、地理の勉強でVRを使えば、その心理的臨場感で「その場にいるという感覚」になります。また、生物の授業でVRを利用すれば、教室にいながらあたかも海中にいる疑似体験ができます。

VRは、学校教育はもちろん、社会全体、そして私たちの人生を大きく変えるメディア(コミュニケーション手段)になるでしょう。いま、スマホがない生活が想像できないように、将来、VRの活用が生活の中心になっている世界になっているかもしれません。

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