2018年11月7日水曜日


ココロの言葉(52)

 

できないことを繰り返し訓練するとき、

子どもは「できない」という経験を学んでいます。

アナット・バニエル(『限界を越える子どもたち』より)

 

日本の学校教育には、いまでも「根性論」がはびこっています。

「できないこと」をできるようにさせることが教育の主な役割だと考えています。これまでは、このやり方で成長する子も確かにいましたが、いまの子どもたちの多くには、成長につながる適切なアプローチになっていません。

すなわち、自分が「できない」ことを学習してしまっています。

脳科学の研究からも、一人一人の子どもの「できること」「したいこと」に働きかけた方が効率的であることが実証されています。

いま、学校教育が大きく変わらなければならない時期にあります。

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