2021年7月25日日曜日

ココロの言葉(189) 多次元的な人々との「つながり」の確かさ、豊かさ、 その関わりの部分をクリアにすれば、 多くの子どもが学びを促進していける。 大阪大学 志水宏吉 全国5800人を対象にした調査で、人間関係の豊かさと子どもの学力には、相関関係があることがわりました。すなわち、人と人とのつながりが高い子どもは、学校での学力が高いという結果です。 コロナ禍による人間関係の疎遠状況で、いま大事にしなければならないことは、つながりであることを教えてくれます。

2021年7月18日日曜日

ココロの言葉(188) 心が死ぬということは、 なんの気力も持てず、抜け殻のようになること。 そこから抜け出すことはむずかしい。  それがコロナ禍で無数に起きていること。 認定NPO法人若者支援代表 今井紀明 いま、コロナ禍の影響で、困っているのに支援を求められない若者が増えていると、神戸で若者支援活動をしている今井さんは言います。すべてが自己責任にされ、人に相談し、助けを求めてはいけないと、多くの若者が社会的に刷り込まれていると―。  この心理は、中学高校生の学習姿勢にもみられます。学習でわからないときは、気軽に支援を求めれば、すぐに解決し、学習が楽しくなるのに、それができない子どもたちがたくさんいます。そんな子どもたちへの手助けが、無料塾の役割の一つになっています。

2021年7月12日月曜日

ココロの言葉(187) アイヌには、人が人を教えるという倫理観がない。 人と人が互いに刺激しあって、 お互いが感じあって、 自らの哲学(生き方)を構築していく。 アイヌ民族 アトウイ長老 伝統的なアイヌ文化では、だれかが「教える」という文化がないという。 お互いがそれぞれの価値観を尊重し、感じあうことが大切で、それによって、 「人間らしくある人間」になっていく。それが人生の仕事であると―。 そんな学習支援でありたいものです。

2021年7月4日日曜日

ココロの言葉(186) 成功は最終目的ではない。 失敗は致命的ではない。 大事なのは、継続する勇気だ。 ウイストン・チャーチル(1874-1965) これまで40年間にわたって、多くの子どもたちと学校でかかわってきました。 その中で明らかに成長していった子どもたちがいます。 その特徴は、チャーチルがいっている「やり続ける勇気」です。無料塾では、子どもたちの「学び続ける力」を支援し続けていきたいと思います。