2020年3月31日火曜日


ココロの言葉(120)

 

「ものを習う」というのは、「知っている人間」から「やり方」の説明を聞き、

それを自分なりに受け入れ、与えられた課題に応用してみて、

うまくいかないときはどこがちがっていたのかを指導してもらう、

とう対話的、双方向的なコミュニケーションをおこなうという、ただそれだけのことです。

内田樹(シリーズ『道徳を考える』より)

 

現代の思想家である内田氏は、このように学習支援について明確に述べています。

「学力」とは、自ら学ぶ力であり、試験の点数や偏差値ではないと。そして、その学ぶ力を構成する条件を三つ挙げています。

「学びたいんです。先生教えてください。お願いします」すなわち、自分がわからないことを知り、メンターである人物を見つけ、教えてもらえるようにするということです。

無料塾での学習支援の意義をシンプルに語っています。

 

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