2020年3月17日火曜日


ココロの言葉(119)

 

日本の教育は、はじめからあまり思考させないシステムになっています。

口では「みんな、自分で考える人間になってほしい」と言います。

実際はそうなっていません。

アルボムレ・スマナサーラ長老

 

スリランカでの子どもたちへの教育実践と大学での教授経験がある長老は、日本の教育の問題点を明確に指摘しています。無料塾での子どもたちの勉強を見ていると、全く同じ印象を持ちます。

特に、五教科の副教材として配布されているワークブックは、テレビのクイズ番組とほとんど同じ内容で、ただ穴埋めの「正解」だけが求められています。それを黙々と解いている姿をみると、「自分で考える」ことがないがしろにされていると感じます。

いま、子どもたちに学びのおもしろさを体験できる学習支援が求められているように思います。

 

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