2019年8月29日木曜日


ココロの言葉(94)

 

育児と子育ては、経済的発展と同義であり、

両立しなければ、国の未来はない。

社会福祉学者 石川瞭子

 

日本の子ども・家庭に関する福祉政策は、北欧などの先進国に比べると、

数十年遅れているといわれています。マスメディアでも報道される子どもの虐待事件が、

それを物語っています。

最近では、「教育虐待」という事件が取り上げられています。親が子どもの人権を侵害して、強制的になされる教育的暴力です。虐待事件は、一人ひとりの子どもの人権を尊重した育児と子育てが、社会の安全と安心の確立にとって、いかに大事であるかを教えてくれます。

児童期と思春期では、子どもへの学習支援が、虐待の予防策でもあり、最大の支援になります。子どもの意志と人格を尊重した学習支援が、いま求められています。

 

 

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