2019年8月15日木曜日


ココロの言葉(92)

 

子どもには、自分を育てる力が備わっている。

マリア・モンテッソーリ(医師・教育家 1870~1952)

 

日本では乳幼児期の教育としてよく知られているモンテッソーリ教育は、思春期の子どもの学習支援に有効な知恵にあふれています。その一つが、「自己教育力」という言葉です。

子どもは適切な環境を整えてあげれば、自発的に学習に取り組む内在的な力があるという考え方です。そして、モンテッソーリ教育では、子どもにとって不必要な援助は、発達の障害になると言っています。

自己教育力の尊重は、一人ひとりの子どもの自立を促し、自由な生き方ができる人間を育てる教育法であり、いま学校教育でも重視すべき概念でしょう。

 

 

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