ココロの言葉(233)
産婆術(さんばじゅつ):古代ギリシャの哲学者ソクラテスが称えた問答による教育法
現代教育の最先端をいく北欧の学校では、最近、日本で言う「先生」のことを「ティーチャー(教師)」ではなく「ファシリテーター(支援促進者)」を使うようになっています。その仕事は、既成の問題の解答を教えるのではなく、子どもが発する問いの答えを生み出すのを促進する役割をすることにあります。
そして、ソクラテスは、問答による対話によって、よりよく生きること、そして魂のケアをすることが教育の目的であると約二千五百年前に称えています。
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