2020年4月12日日曜日


ココロの言葉(122)

 

ネガティブ・ケイパビリティとは、

短期に事実や理由を求めることなく、

不確かさや、不可解なことや、疑惑ある状態の中に

人が留まることができる時に見出される能力のこと。

ジョン・キーツ(1797-1821)

 

「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉は、19世紀にイギリスの詩人キーツが称えたもので、直訳すると消極的な能力、ものごとの結論を待つ姿勢を意味します。

学校教育の視点から言えば、すぐに問題の正解を求めず、「わからない」ことは正直にわからないと認める姿勢をいいます。そして、なぜそのような答えになるのかをじっと考え、自分自身で見極めるプロセスを大事にすることです。

これからの子どもへの学習支援で、大事に育てたい能力です。

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿