2019年5月22日水曜日


ココロの言葉(80)

 

知能は生まれつきのものではなく、

挑戦し続けること、努力によって、

いくらでものばすことができる。

スタンフォード大学 キャロル・デウエック博士

 

心理学で「知能(インテリジェンス)」とは、環境に適応し、新しい問題に対処する能力を意味します。私たちの知能は、先天的な影響も受けますが、後天的な環境によってかなり変動がみられることが、最近の研究でわかってきました。

知能も筋肉と同様に生涯にわたって、自分で鍛えれば向上することが証明されています。すなわち、知能は生まれつき固定されたものではなく、後天的なものであり、努力によって変えられるということです。

その努力の核のなる要因が、「グリット」と呼ばれる「やり続ける力」です。能力開発はもちろん、人生の質を高める大切な要因になります。いま学校教育で、その育成が求められています。

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