ココロの言葉(28)
世の中は、子どもと若者にちょっと無関心かなと思う。
オリンピックとか、高齢化とか、そんなところには目がいくのに、
実際にこれからの日本を支えていく高校生とかが苦しい現状に、
ちゃんと目がいっていますかって・・・。もっと、見て欲しい。
NHKスペシャル取材班『高校生ワーキングプア』より
2015年の調査では、日本の子どもの貧困率は、7人に1人になっています。特に現代の子どもたちの貧困は、「見えない貧困」といわれ、
外見ではわかりづらくなっています。
そして、子どもの貧困による社会的損失は、約40兆円にも及ぶという推計があります。日本財団の貧困対策チームのよる調査結果です。
貧困により三つの欠如が起こります。
一番目は、生活必需品の欠如です。二番目は、人との社会的つながりの欠如です。
そして、三番目が、健全な成長に必要な人間関係の欠如です。
それにより十分に必要な教育が受けられなくなり、人生での選択肢が狭まってしまいます。
これら三つの欠如の中で、ニ番目と三番目は、経済的に恵まれていても起こります。
無料塾が、少しでもこれらの改善のお役に立てればと思います。
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