2017年10月15日日曜日


ココロの言葉(13)

 

エビデンスに基づいていたら、

10年遅れになりかねない。

三好泰樹『介護のススメ』より

 

いま学校臨床の現場では、大きな変化が見られます。その一つの兆しが子どもたちの「多様性」です。

このために、従来の集団による一斉授業に限界がきています。特に、英数国という主要教科にそれが現れています。かつても個人の能力の差はありましたが、なんとか授業が成立してきました。しかし、いまは能力差だけの問題ではない要因が出てきて、授業が機能不全状態を起しています。

そのことに気づいている教師がどのくらいいるでしょうか。生徒は、無意識ではすでに実感していますが、どう訴えていいかわからない状態です。

 学校はいま、一人一人の多様な個性にいかに応えていくかが試されているのでしょう。

 

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