2024年3月24日日曜日

ココロの言葉(328) 思春期問題とみなされる事象の大半は、 当事者の未熟以上に、 当事者がおかれている学校や家庭といった 特異な環境に起因すると考えられる。 精神科医 斎藤環 ひきこもりなどの現代社会の臨床問題を研究している筑波大教授の斎藤氏は、いまや従来の思春期・青年期というカテゴライズは意味を失いつつあるという。生理学的な個人の発達要因よりも、その子どもがおかれた環境要因の方が大きな影響を与え、問題の起因となっていると。『こころの科学』217号から。

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