2026年5月3日日曜日

ココロの言葉(438) いまの世の中を一言でいえば、 「いちいちうるせいな」、 これに尽きます。 小説家 佐藤愛子 1923年生まれで、現在103歳の現代社会への一喝箴言です。地雷のごとく爆発する人間と自称する作家の痛快な言葉です。また、世の中には、どうでもいいようなことがたくさんあるので、どうでもいいことを大げさにするなと―。『なんのこれしき―人生は叱られ笑って立ち上がれ』から。

2026年4月26日日曜日

ココロの言葉(437) 異なる分野の知能を組み合わせると、 誰も思いつかない解決策が生まれる。 それがイノベーションの本質だ。 イーロン・マスク さまざまな領域の情報を統合していくことを「マルチデイスプリナリー思考」と呼んでいる。そして、重要なのは、どんなスキルを持っているかではなく、どれだけ速く学べるかであるという。そのような学習能力を育成するのに役立つのは読書であると―。

2026年4月19日日曜日

ココロの言葉(436) AWE(オー、畏敬、畏怖、驚嘆)とは、 自分の理解を超えた広大な神秘に触れたときに経験する 崇高な感情のこと。 ダッカー・ケルトナー博士 私たちは大自然さらに大宇宙という大きなシステムの一部として存在し、その崇高さを体験したときに感じるのがAWEであるという。そして、この感情は、人間の心の美しさである勇気、感謝、慈悲に触れたときにも現れる「美徳」であり、人生に意味を与える要因であると説いている。『AWE:日常生活での不思議の新しい科学、AWEを利用して人生を変容する方法』から。

2026年4月12日日曜日

ココロの言葉(435) 問題や悩みを握りしめないことが、 そこから自由のなる道なのかもしれない。 心理療法家 東豊 私たちはだれもが日常生活で悩んだり、思いつめたりすることがあります。特に深刻になるとそれが頭から離れなくなります。そんなとき、簡単な対処法があります。それは、一生懸命に悩まないこと、悩みと距離をおいて、笑い飛ばすことで、逆に問題の糸口がみえてくると心の臨床家はいいます。『人生の流れを変えるちょっと不思議なサイコセラピー』から。

2026年4月5日日曜日

ココロの言葉(434) もし感謝がクスリだとしたら、 人間すべての臓器に効果的な 世界でもっとも売れるクスリになるでしょう。 デューク大学精神医学者 ムラリ・ドライスワミ博士 最新の心理臨床研究では、感謝が健康に及ぼす影響が明らかになってきています。日々の生活で感謝が多い人は、幸福感が高いことが判明しています。意識的に感謝することで、感謝できる幸福な現実生活がブーメランのように戻ってくるようです。

2026年3月29日日曜日

ココロの言葉(433) 失敗とは、予想通りでなかった結果のこと。 これを「未知の発見」として喜んで受け入れることで、 次の工夫や行動につなげるのがフロンティア思考。 宮下芳明 2023年電気味覚の研究で、イグ・ノーベル賞を受賞した科学者の言葉。減塩食品の塩見とうま味を増進する「エレキソルト・スプーン」を開発した。失敗から学び、多様な分野の知識をつなげるフロンティア思考を実践している。『13歳から挑むフロンティア思考』から。

2026年3月22日日曜日

ココロの言葉(432) 思いやりや賢明さ、あるいは忍耐や勇気 を発揮した瞬間に立ち戻ることで、 私たちは、過去とつながる。 神経科学者 チャラン・ランガース 記憶障害の研究をしてきた神経科学者の言葉です。記憶とは「記録」ではなく「物語」であるという。そして、私たちは自分の物語とつながることで、自分が何者で、何ができるかを広い視点でとらえることができるようになる。その記憶が自己であり人生であると。『人はなぜ記憶するのか―脳と自己の科学』から。

2026年3月15日日曜日

ココロの言葉(431) 世界にはたった三種の領域しかない。 私の領域、あなたの領域、 そして、神の領域です。 バイロン・ケイディ 「神の領域」とは、自分自身ではどうすることもできない領域を意味し、特に自分と他者とのスタンスです。そして、両者のバウンダリー(境界線)がお互いのセイフティゾーンになります。相互の適切な距離を維持するために大事なことは、「自分軸」を持つことであるといいます。『サ・ワーク:人生を変える4つの質問』から。

2026年3月8日日曜日

ココロの言葉(430) 運動は、最強のサプリメントであり、 最良の長寿薬である。 ピーター・アッティア 「病気になってから治す」のではなく、病気を遠ざけるように、日々の選択を重ねていく生き方が、健康長寿につながる。その要因には、食と睡眠があるが、特に運動であり、体はもちろんメンタルヘルスにも効果的であることが実証されている。『アウトリブ:健康長寿の限界を超える科学的戦略』から。

2026年3月1日日曜日

ココロの言葉(429) すべての想念はエネルギーだから、 違うかたちで変換可能である。 作家 赤坂真理 なにかにハマること、固着することを意味するアディクションを知ることは、自分の心の扱い方を知ることであるという。それは自分の変容の技法であり、生きづらい人生をサバイバルし、よりよく生きることにつながると―。『安全に狂う方法―アディクションから掴みとったこと』から。

2026年2月22日日曜日

ココロの言葉(428) 自分自身は変わらなくとも、気づくだけで、 自己肯定感が上がることがあります。 気づきというのは、もしかしたら、 幸福になるための一番重要な要素かもしれません。 東田直樹(1992年生) 「気づき」は、私たちに多くのことを教えてくれます。ただ気づくだけで、自分が置かれた状況の認知を変えることができ、条件がそろえば、現状自体も変えることにつながります。そのことが、最新の認知科学の研究でも実証されています。『自閉症の僕が今でも跳びはねる理由』から。

2026年2月15日日曜日

ココロの言葉(427) セルフ・コンパッションを身に着けたあなたという存在が、 出会うすべての人にとって、 神からのギフトになりますように。 セルフ・コンパッションの祈り 自分自身に必要なものを与えること、それがセルフ・コンパッション(慈悲)です。「他者に接するように、自分に接すること」、それがセルフ・コンパションの黄金律です。自分への慈悲心がそばにいる他者と共振共鳴することで、そのひとに慈しみを与え、悲しみを軽くすることにつながります。クリステン・ネフ『セルフ・コンパション』から。

2026年2月8日日曜日

ココロの言葉(426) 運がよくなる行動パターンを 自分の脳に習慣づけることで、 運がいい人に変わることができる。 脳科学者 中野信子 運がよくなる一番の方法は、根拠がなくとも自分は「運がいい」と思い、決定することだという。逆境のときでも「大丈夫」「どうにかなる」と自分への労いで語り掛けると、自然に運もよくなっていくと。『科学がつきとめた「運がいい人」』から。

2026年2月2日月曜日

ココロの言葉(425) 菩薩とは、賢く、思いやり深く、 他者を大切にする人物のことです。 美輪明宏(1935生) 菩薩(ボサツ)というのは、自分の幸せと他者の幸せを重ねて行動し、苦しんでいる人を助けようとする存在を言います。そのような自己を目指して日々生きるのが菩薩行であり、その結果、悟りにいたると仏教では説いています。『婦人公論』2026・2月「美輪明宏のごきげんレッスン」から。

2026年1月25日日曜日

ココロの言葉(424) ただ存在しているんじゃなくて「生きよう」 生きるんだったら「とことん生きよう」 ミュージシャン YOSHIKI 2025年11月にサウジアラビアの聖地でコンサートを開催した世界的ロックミュージシャンYOSHIKIの言葉。未来をどのように生きるかによって、過去が輝かしいものにもなるし、またその逆にもなりえると魂のメッセージを語っている。NHKミュージック・スペシャル「YOSHIKI~奇跡の舞台」から。

2026年1月18日日曜日

ココロの言葉(423) 人は悲しみを抱えたまま、 必ず歩き出すことができる。 僧侶 金田諦應 2011年3月11日の東日本大震災後、被災地で支援をしてきた曹洞宗通大寺の住職の言葉。被災者の声に寄り添う傾聴移動喫茶「カフェ・デ・モンク」を主宰し、生と死が表裏一体の中、霊現象が多発する被災地で支援をしてきた状況から生まれた魂のメッセージ。

2026年1月11日日曜日

ココロの言葉(422) 我が命は我にあり、天にあらず 養生(ようじょう)の理念 中国の養生思想の理念で、自分の命は自分で統制するもので、先天的な遺伝で決まるものではないという教えで、日々の衣食住と喜怒哀楽といった心の状態によるものだと。私たちの命と健康は、毎日の生き方次第であるという。

2026年1月4日日曜日

ココロの言葉(421) ありがとう ごめんなさい 許してください 愛してます ハワイの伝統的教え ホ・オポノポノ ハワイに伝わる心を浄化するフレーズです。これを日本の大和言葉にすると、「ありがとう、おつかれさま、ごきげんよう お大事に」になるでしょう。自分自身はもちろん他者をも大切にする姿勢です。