2024年6月30日日曜日

ココロの言葉(342) 私たち人類の体は、多くのエネルギーを使うように進化してきた。 ハーマン・ボンツアー(進化人類学者) 長い間、狩猟採集してきたホモサピエンスの身体は、運動することで進化してきた。それゆえに、現代社会の問題である生活習慣病(がん、心臓疾患、脳卒中、糖尿病、精神障害)は、運動不足がその要因になっていて、体内で余ったカロリーによる炎症によるものであると―。『運動しても痩せられないのはなぜか―代謝の最新研究が示す「それでも運動すべき理由」』から。

2024年6月23日日曜日

ココロの言葉(341) 賢く優秀な人は、学ぶことこそが、物事の真理に近づき、 新しい変化を生じさせるための方法であることを知っているため、 学ぶことを決してやめようとしない。 ルイージ・フォンタナ博士(シドニー大学教授) 健康長寿学、身体運動学、栄養学が専門の博士は、人生を楽しむポイントは、食と運動と休養であるという。これが私たちの心身の健康と幸福をもたらすことにつながることを研究で明らかにしている。そして、「人生は贈り物(ギフト)である。そのことを決して忘れないでほしい」と―。『100歳まで健康に生きるための25のメソッド』から。

2024年6月16日日曜日

ココロの言葉(339) どういう子どもも若者も、 困ったといえる相手がいるような社会になってほしい。 社会がそういう方向性になっていくことにかかわっていきたい。 阿比留久美(あひるくみ、社会教育・教育福祉研究者) 先がよく見えない時代だからこそ、子どもと若者が、「生まれてきてよかった」「生きていてよかった」と思える社会にしたいと、教育と福祉の関係を研究する専門家は言う。だれもが安心して自分らしくいられる社会になるようにと―。『子どものための居場所論』から。

2024年6月9日日曜日

ココロの言葉(340) 花が咲かないときは、 花を変えようとするのではなく、 その花が育つ環境を適切にすることである。 アレキサンダー・ハイジャー 子どもが成長できる環境をどうしたらつくれるのか。その一つが、信頼できる大人と一緒にいて、心底から安全と感じられる人間関係の場を持つことです。安全と安心が、人間の潜在能力を開発する最適な環境となることが発達心理学の研究で解明されています。

2024年6月2日日曜日

ココロの言葉(338) 「真の自己」とは、私たち自身の、生き生きとして、ユニークで、 個人の中心であり、さらに成長するものである。 そして、その成長を欲する唯一のものである。 精神分析家 カレン・ホーナイ(1885-1952) ホーナイによると、「真の自己」と反対なのが「神経症的な自己」で、不安に満ちた自己である。私たちの人生は、この真の自己を実現することにあり、それを促進する力をだれもが持っているという。『神経症と人間の成長』から。

2024年5月26日日曜日

ココロの言葉(337) 知性とは、「頭の中にある変わることのない塊」ではない。 むしろ、「トランザクション」である。 つまり、人の脳や体、空間、人間関係の間でなされる流動的なやり取りである。 社会心理学者 ジョシュア・アロンソン 「トランザクション」とは、処置、取引を意味します.知性は、脳内の固定した働きではなく、脳以外の身体と外部環境そして他者との交流によって形成されるものであると。そして、それが私たちの心の拡張につながっていくといいます。

2024年5月19日日曜日

ココロの言葉(336) 「ポジティブラーニング」は、 ネガティブな出来事をきっかけに生まれることが多い。 挫折や苦難を乗り越えたからこそ、 前向きな言葉が生まれたり、 ポジティブな行動に移せたりするものだ。 スポーツキャスター 松岡修三 ポジティブラーニングとは、ネガティブなことをポジティブに切り替える思考のつくり方です。世界のトップアスリートたちが、どのように能力を発揮しているのか? それは、自分の「弱さ」を「強さ」に変える学習をしているからだという。だから、「うまくいかないことがあるのなら、それはチャンスだ―」という。 『「弱さ」を「強さ」に変えるポジティブラーニング』から。