2024年12月22日日曜日

ココロの言葉(367) はっきりした身体像感覚を持たない人は、 自分があまりにも無防備であり、 傷つきやすいと感じている。 身体研究家 サイモン・フィッシャー 「身体像」とは、自分自身の体について抱くイメージで、この感覚をもつことが、自分と他者の区別を明確にします。外界と他者との境界をはっきり抱くことが、自分の心身の安全と安心につながり、戦場における戦士の鎧の働きをすると。『からだの意識』から。

2024年12月15日日曜日

ココロの言葉(366) 自分の力で自分を変化させ、 発展させることができるということ、 それが自由ということだ。 ルドルフ・シュタイナー(1861-1925) シュタイナー教育の創設者として知られる教育者、哲学者の言葉です。その核になっている要因が、不自由な状況を逆転させるアクティブな力であり、だれもが持っているものだという。そして、その力を促進するのが、「謙虚であること」だと―。『自由の哲学』から。

2024年12月8日日曜日

ココロの言葉(365) No attack, no chance (ノーアタック ノーチャンス) レーシングドライバー 佐藤琢磨 世界三大レースのひとつインディーズで二度優勝したドライバーの言葉です。自速370キロを争うレースで、勝利をもたらした要因は、「できるかもしれない」という挑戦する気持ちとレーシングチームの信頼関係であったと。「NHKアカデミア」(2024・11)から。

2024年12月1日日曜日

ココロの言葉(364) 世の中には人々が助け合い、 災害や社会のトラブルに立ち向かってきた、 大小の出来事が語りつくせないほどある。 霊長類研究者 山極寿一 ゴリラの研究を40年余りにわたって研究してきた世界的研究者のメッセージです。 戦争が起こるのはやむ得ない結果であり、それは武力でしか解決できないという考え方は、間違っていて、大きな誤解である。これからの人類は、戦争のない平和で平等な社会をつくっていけると―。『争いばかりの人間へ、ゴリラの国から』(2024)から。

2024年11月24日日曜日

ココロの言葉(363) 観音力(かんのんりき)とは、 観察することに自在なる心の在り方 大乗仏教の教え 観自在菩薩(かんじざいぼさつ)とは、仏教心理学的には、物事を心眼をもって観ることを意味します。客観的に対象に注意して、ありのままに観察し、それに気づき、受容することです。現代的に言えば、心の筋トレとしての「マインドフルネス」といえます。そして、重要なことは、だれもが観自在菩薩になれるということです。

2024年11月17日日曜日

ココロの言葉(362) ネガティブ・ケイパビリティとは、 人が不確実さとか不可解さとか疑念の中にあっても、 事実や理由を求めてイライラすることが少しもなくていられる状態のこと。 英国の詩人 ジョン・キーツ(1795-1821) 最近よく使われているネガティブ・ケイパビリティは、偉大なる仕事を達成する人間が持つ特徴であるとされます。正解のない不確実な状況に耐えられ能力です。そして、もう一つの特徴が、ポジティブ・ケイパビリティで、対処する問題解決能力です。この二つの能力が、いま社会に求められています。

2024年11月10日日曜日

ココロの言葉(361) それが背伸びではないけれども、 それが等身大の自分であり、 それが本当にしたいことであれば、 私たちは何者になってもいいのだ。 米国高等裁判所判事 薬物依存症から回復し、現在は高等裁判所の女性判事の言葉です。依存症という病気の根には、自分が「何者かにならなければならない」という強迫観念があるという。回復は、自分は何者にならなくてもいいし、何者になってもいいという自己和解から始まり、等身大の自分になることだと―。『アディクト(依存症)を超えて』から。