2024年11月17日日曜日

ココロの言葉(362) ネガティブ・ケイパビリティとは、 人が不確実さとか不可解さとか疑念の中にあっても、 事実や理由を求めてイライラすることが少しもなくていられる状態のこと。 英国の詩人 ジョン・キーツ(1795-1821) 最近よく使われているネガティブ・ケイパビリティは、偉大なる仕事を達成する人間が持つ特徴であるとされます。正解のない不確実な状況に耐えられ能力です。そして、もう一つの特徴が、ポジティブ・ケイパビリティで、対処する問題解決能力です。この二つの能力が、いま社会に求められています。

2024年11月10日日曜日

ココロの言葉(361) それが背伸びではないけれども、 それが等身大の自分であり、 それが本当にしたいことであれば、 私たちは何者になってもいいのだ。 米国高等裁判所判事 薬物依存症から回復し、現在は高等裁判所の女性判事の言葉です。依存症という病気の根には、自分が「何者かにならなければならない」という強迫観念があるという。回復は、自分は何者にならなくてもいいし、何者になってもいいという自己和解から始まり、等身大の自分になることだと―。『アディクト(依存症)を超えて』から。

2024年11月3日日曜日

ココロの言葉(360) いい顔です。なにか特徴があるというのではなく、 「普通にいい顔」です。普通だけど、いい顔・・・。 自分にできることを精一杯やってきた充実感と達成感を 知る者がもつ表情です。 田口トモロヲ NHKの看板番組である「プロジェクトX」のナレーターの言葉です。誰にも知られず崇高な志を立てたリーダー、個人の力では越えられないハードルをチームで突破していった人たち。そんな知られざる人々の偉大なる特徴、それが「いい顔」だと。『「プロジェクトX」が教えてくれたこと』から。

2024年10月28日月曜日

ココロの言葉(359) 違和感とは、本来のあり方からズレているからこそ感じる「苦しさ」。 それは私たちが人間性を失っていない証拠です。 ジャーナリスト 堤未果 国や政府が大衆をコントロールする「認知戦」にだまされ、洗脳されないために、いま私たちが必要なこと、それが「違和感」だという。モヤモヤしたら一度立ち止まり、違和感のセンサーをオンにすることが大事であると―。朝日新聞(10月26日)「フロントランナー」から。

2024年10月20日日曜日

ココロの言葉(358) 破滅的な研究は、暇じゃなきゃできない。 暇だからこそ生まれる。 睡眠学者 柳田正史 オレキシンの発見(1998年)でノーベル賞の候補に挙げられている筑波大学国際統合医科学研究所長の言葉です。オレキシンは、脳の視床下部で産生される神経ペプチドで、睡眠活動のキーとなる神経伝達物質です。世の中を大きく変える革新的な研究は、それだけに集中すればいい暇な時間から生まれると―。TBS「情熱大陸」(2024・10)から。

2024年10月13日日曜日

ココロの言葉(357) 自分を捧げて努力すること、 世界をよりよい場所にして立ち去ること、 自分が生きていたおかげで、たったひとりでも、 人生が楽になった人がいると知ることが、 それが人生の成功の証である。 ラルフ・エマーソン(1803-1882) 19世紀の米国の思想家で、今日にでも名言集としてよく引用される超絶主義哲学者の言葉です、では、どうすればそれが何であるかわかるのか? こう応えています。「自分に何ができるかを知っている人間は自分以外にいないが、自分でさえ試してみるまで分からない」と。

2024年10月6日日曜日

ココロの言葉(356) エンジェルはそばにいる フジコ・ヘミング 2024年の春に逝去された世界的なピアニストの座右の銘です。16歳の時に右耳の聴覚を失い、貧しくて何日間も水だけで過ごしていた時期もある波乱万丈な人生を歩んだピアニストの魂の言葉です。「くよくよしないことね。嫌なことがあってもすぐに忘れた方がいい」と。(『エンジェル』から)