2019年2月27日水曜日


ココロの言葉(68)

 

学び方を学ぶ。

目的をもち、やる気があって、

いろいろな知識や学習リソースを活用できて、方略的で、

目的に向かって学べる「学びのエキスパート」を育てる。

学びのユニバーサルデザインの理念

 

新しい学習モデルとして、学びのユニバーサルデザインが称えられています。

このユニバーサルデザインという概念は、字義は「普遍的な図案」ですが、簡単にいえば、誰にとっても良いあり方という意味です。例えば、バリアフリーの環境は、身体障害者にはもちろん健常者にも安全な環境になります。

従来の学習スタイルは、知識のインプット(暗記)が中心でしたが、これからの学習は、「学び方を学ぶ」方向性になっていくことでしょう。知識を自分のものにして、「智慧」にする本来の学びに向かっていくでしょう。

 

2019年2月20日水曜日


ココロの言葉(67)

 

今、この世界で他人と違うのは当たり前で、

他人と違うことをしているから価値がある。

もし、他人と競争しているならば、

それはレッドオーシャン(競争の激しい市場)にいるということだ。

つまり、競争心を持つということは、レッドオーシャンな考え方で、そうではなくて、

一人一人がブルーオーシャン(未開拓な市場)な考え方をしなくてはいけない。

メディア・アーティスト 落合陽一(『超AI時代の生存競争』)

 

これまでの学校教育は、子どもたちを競争させることで、平均的な成長をレッドオーシャン型の教育でした。しかし、それにはもう限界と弊害が現れています。

これからの学校教育は、他者と比べる偏差値教育ではなく、

一人一人が淡々と学習するのを支援するブルーオーシャン型の教育が必要とされています。

 

 

2019年2月14日木曜日


ココロ(66)

 

標準の基礎教育が必要なことはたしかです。

ただこれからはそれだけでは足りない。

一生、自学自習する習慣や

陳腐でない知識、技術を持つ人が強い。

歴史学者 磯田道史

 

子どもたちの学習支援をしていて、気づくことがあります。

それは、勉強の意味が大きく変わってきているということです。

AIの発達によって、学習目的が変わってきたことは確かです。

これからは、磯田氏が主張するように、「自学自習する習慣」を身につけることが

最も重要になってきます。

無料塾ではそんな学習支援を目指しています。

2019年2月7日木曜日


ココロの言葉(65)

 

私たちの調査では、多くの中高生の基礎的な読解力が低く、

教科書を読める水準にないことが分かってきました。

国立情報学研究所教授 新井紀子

 

これからのAI時代の教育に求められものは、‘読解力’であると「東ロボくん」プロジェクトの研究者は指摘します。この研究の結果、AIは日本の有名私大の一部に合格できる能力を持っていることが明らかになりました。この結果は、私たちにとって「学習」とはなにかを示唆します。

人間とAIの違いは、意味が理解できるかどうかにあります。単に問題の正解ではなく、そのプロセスと意味を理解するのが人間の学習になります。それが自己の成長につながります。

いま、子どもの教育に求められているのは、意味の理解につながる学習支援でしょう。

2019年1月30日水曜日


ココロの言葉(64)

 

インナーピース。

どうしたらいつも、そんな状態になれるのか、

学ぼうとしているんです。

テニス世界ランキング1位 大坂なおみ

 

今回の大坂選手の全豪テニス優勝の快挙の要因に、メンタルコーチによるサポートがあります。メンタルトレーニングおよびコーチングの目的は、自分の内なるココロの平和の実現にあります。

そのためのさまざまな心理技法があり、部活動にはもちろん、教科の学習にも利用できます。メンタルトレーニングによって、自分の能力を最大限に活かすことができます。

メンタルトレーニングは、特別なスポーツ選手のためだけのものではなく、日々の学習にも役立てることができる教育技法です。もっと学校生活で活用されれば、ひとり一人の能力を伸ばすことができるでしょう。

2019年1月22日火曜日


コロの言葉(63)

 

不登校傾向の中学生33万人

―推計10人に1人

日本財団調査(2018年)

 

文科省の定義では、1年間に30日以上欠席すると「不登校」とされます。

2017年度の調査では、約10人でした。

今回、日本財団の結果は、「不登校傾向」の中学生の人数です。その内訳は、以下です。

1)教室で過ごすが、心の中はつらい(14万人)

2)登校はするが、授業参加は少ない(13万人)

3)1週間以上連続で欠席(6万人)

合計で33万人になり、これに不登校の10万人を加えると43万人になります。

いま、学校教育のシステム改革が問われているように思います。

2019年1月16日水曜日


ココロの言葉(62)

 

困難なときに、子どもを守る要因は、

日常生活での人間関係の質と数である。

心理学のレジリエンス研究の成果から

 

レジリエンスとは、元々は物理学の用語で「弾力性」を意味しています。最近、それが心理学の分野で使われるようになり、「こころの回復力」という意味で使われています。

すなわち、人生の逆境の状況にありながらも、心折れることなく、うまく適応していく

能力を表しています。

この能力にはもちろん個人差がありますが、その社会的環境で共通点が見つかりました。それは、レジリエントな力を発揮できる子どもは、逆境や困難を抱えながらも、その状況をサポートする信頼できる上質なオトナが身近にいたことです。

人生の中で、さまざまな良き人間関係をもつことの大切さを教えてくれます。