2022年7月24日日曜日

ココロの言葉(241) 脳がどう機能するかだけではなく、なぜ、そう機能するか。 それを知っておくことが重要なのです。 自分の脳より賢くなりましょう。 精神医学者 アンデッシュ・ハンセン(『ストレス脳』より) 私たちは、脳が自分の思考と行為を決めていると思っていますが、最新の研究では、自分が脳をコントロールできることがわかってきました。この原理は、子どもの学習意欲を高めることにも応用できます。これこそが学習支援の核となることでしょう。

2022年7月17日日曜日

ココロの言葉(240) 学生が教師からの情報に対して自ら働きかける。 そして掘り下げる=身体化する 広げる=関連づける そうした構築のための努力なしには、知識は生み出されない。 また、そうした協力によって、教師にも認知的変化が起こる。 認知科学者 鈴木宏明 現代の認知科学では、学び、学習の成果を「認知的変化」と言います。 それは、単なる情報の伝達ではなく、習得した知識によって認知が変わることを意味します。そのメカニズムは無意識的なもので、教師である支援者と学習者との協同作業であるといいます。それが教育であると―。(『私たちはどう学んでいるのか』より)

2022年7月10日日曜日

ココロの言葉(239) 「わかる」ということは、 「かわる」ということ。 理論物理学者 佐伯晴夫(『永遠という名の「今」を生きる』より) 教育とは、相手の人生を変えることであり、これまで当たり前のことが、当たり前でなくなることであると、佐伯氏はいいます。それが学習することの意味であり、目的でもあると―。いま、まさにこの学習観が求められています。

2022年7月3日日曜日

ココロの言葉(238) 子どもが伸びる時には、 本気に一気に、あっという間に成長するんです。 乾いたスポンジが水を吸うように。 スイッチが入ったら、後は周りがなにもしなくとも、 ぐいぐい学んでくれる。 思想家 内田樹(『教育鼎談―子どもの未来のために』より) 子どもたちは、なにがキッカケで、自主的に学び始めるかは、だれにもわかりませんが、 子ども自身が「やりたい」と心から思うことに支援するアプローチは、「やる気」のスイッチをオンにすることにつながることが、最近の心理学研究でも実証されています。

2022年6月26日日曜日

ココロの言葉(237) ギフティッドは、標準と異なる特性を持つ 例外的で、並はずれた能力を持つ子どもである。 その特性にあった特別な支援を必要としている。 臨床心理学者 ジェイムズ・ウエブ 日本ではまだ、「ギフティッド」とか「タレンティド」とされる子どもたちへの支援がほとんどなされていません。彼らは、ある分野で習得が早く、秀でている特性があります。世間で言う「天才」ではありませんが、平均的で一律的な学校教育にはなじまない傾向が見られます。そんなギフティッドの能力を活かす学習支援がいま必要とされています。

2022年6月19日日曜日

ココロの言葉(236) 健全な「コントロール感」は、 大人が子どもに望むほとんどのこと すなわち、心身の健康、学業成績、幸福など に関連していることが研究でわかった。 臨床神経心理学者 ウイリアム・スティックランド 「コントロール感」というのは、自分のことは、自分の意志で決めて行動しているという信念を意味します。これを育てるのが、教育の一番の役割であり、子どもの人生の成功につながることが脳科学の研究から判明してきました。 そして、これこそが、学習支援の本来の目的であり、役割でしょう。

2022年6月12日日曜日

ココロの言葉(235) JUST DO IT(ジャスト・ドウ・イット) スポーツメーカーNIKE(ナイキ)のスローガン  私たちは、過去を変えることができませんし、未来をコントロールすることもできません。私たちができることは、ここでできることをポジティブにすることです。いま現在、自分がやるべきことを機嫌よくする。そんなメッセージが「Just Do It」には含まれています。子どもたちの学習支援にも役立つスローガンです。