甲州無料塾ココロ
2020年7月19日日曜日
ココロの言葉(136)
人を助けることが、自分を助けることになる。
社会心理学者 リースマン
子どもたちへの学習支援で利益を得るのはもちろん子どもですが、同時に支援者もそれによって大きな利益を受けます。その原理・原則を「援助者療法原理」「ヘルパーセラピー原則」といいます。さらにいうと援助をする人が、最も援助を受けるともいわれます。
無料塾での活動で大事にしたい原理・原則であり、精神です。
2020年7月12日日曜日
ココロの言葉(135)
最も聡明で創造的で自立的思考を備えた子どもや成人が、
行動障害、情緒障害、精神障害と誤診されている。
臨床心理学者 ジェイムズ・ウエッブ
いま世界中で「ギフティッド(
gifted
)」と呼ばれている子どもたちがいます。
英語の「ギフティッド」とは、(神から)才能を与えられたという意味で、その特徴は、
平均的な知能とはかけ離れた高い能力を持っていることです。そのために、周囲から理解されず、偏見や差別を受けやすい子どもたちです。特に学校では、「問題児」「変人」扱いされる傾向があります。
このギフティッドの子どもたちが持つ才能は、社会を豊かにする黄金であることは確かでしょう。日本でもこのような子どもたちの能力を活かす教
2020年7月5日日曜日
ココロの言葉(134)
「学ぶことを学ぶ」力の発達を支援すること、
「学び続ける態度」を養うことこそが、
真の意味での「教育」なのではないでしょうか。
リヒテル直子(オランダの教育研究者)
日本の学校教育のほとんどが、現在でも画一的な一斉授業の教育実践をしています。
そこで子どもたちに求められることは、教師が教える「正解」です。新型コロナの影響によるオンライン授業でもこの傾向は変わりません。むしろ強まっているとさえいえます。
無料塾では、一人ひとりの自主性と好奇心を大事にして、学びの本質を尊重していきたいと思います。それがポストコロナの教育に求められています。
2020年6月28日日曜日
ココロの言葉(133)
本来、学校は子どもたちが、
社会を主体的によりよく生きていくためにあるはずで、
子どもは自ら主体的になって学んでこそ、もっとも成長を遂げます。
工藤勇一(中学高校校長)
子どもの学習支援の無料塾を3年間して、気づいたことがあります。
それは、無料塾を利用する中学生で、成績が目に見えて伸びる子どもは、無料塾で
自主的に勉強していることです。その反対に、親に言われたので参加している子は、
なんとなく宿題だけをしていて、成績に伸びが見られません。
この両者を分ける要因が、子どもの主体性です。これが学びの質を高めます。学習支援で、もっとも大切にしたいことです。
2020年6月21日日曜日
ココロの言葉(132)
楽観視できる人には、ドーナッツが見えるが、
悲観視しかできない人には、穴しか見えない
詩人 オスカーーワイルド(1859-1900)
緊急事態宣言が全国で解除され、久しぶりに学校が平常に戻りつつあります。
世間では学習の遅れと格差が問題になっていますが、それ以前に注意しなければならないことがあります。それが子どもたちのメンタルヘルス(こころの健康)です。
精神状態が学習に大きな影響を与えることは、経験的にも学術的にも明らかになっています。特に、その子自身が、自分の心の状態をわかっていることが大事です。その能力をメンタルヘルス・リテラシーといいます。今後の学習支援のポイントになるでしょう。
2020年6月14日日曜日
ココロの言葉(131)
すべての教育実践は子どもの知性的な、感性的な成熟を支援するためにある。
それに資するかどうかだけを基準にして、教育実践の適否は判断されるべきである。
思想家・内田樹
最近話題になっているベストセラー『サル化する世界』で、内田氏は、学校教育の核心について語っています。社会の仕組みそのものが「生物の進化」に逆行していることを
「人間がサル化している」と表現しています。
子どもたちを「サル化」ではなく、知性的、感性的、霊性的な成熟、進化するための知恵が学校教育の実践で求められていま
す。
2020年6月7日日曜日
ココロの言葉(130)
たいていの教科書の内容は、
一時的にしか役立たないが、
自己志向の道具は、
ずっと長い間、人生で役立つ。
心理学者 アルバート・バンデューラ
「自己志向」とは、自分自身を方向づけする学習能力を意味しています。
この自己志向となる道具をいかに身につけていくことができるかが、
劇的に変動する社会にあって、学校教育に求められています。人生に意味を与えてくれる知識と体験を提供する学校が―。
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