2021年12月19日日曜日

ココロの言葉(210) 教育は脳外科のメスよりも はるかに複雑に脳を変化させる 心理学者 カーク・オルソン 子どもの脳に与える影響は、教科による認知学習がメインだと考えられてきましたが、最近の研究では、それ以上に集団生活による社会的な学習が大きく影響していることがわかってきました。すなわち、リモートではないリアルな人間関係が、脳の成長に重要で、子どもの能力の最適化につながるということです。

2021年12月12日日曜日

ココロの言葉(209) 最も責任が重く、最もやりがいがあり、 そのうえ、自分自身に忠実であるという意味において、 最も立派な行為とは、あなたの才能に備わっている強みの可能性に向き合い、 それを実現することである。 バッキンガム&クリフトン『さあ、才能に目覚めよう』より 学習支援という活動は、子どもはもちろんのこと、支援するサポーターにも、自分が備えている強み(ストレングス)を実現する機会になります。まさにウィンウィンの関係です。そんな対等な人間関係が、いま学びの場で求められています。

2021年12月5日日曜日

ココロの言葉(208) ストレングス・スイッチ:自分の弱点から強みへスイッチを入れ替える ポジティブ心理学の概念 これまでの学校教育は、どちらかと言うと子どもの「できない」部分を育てようとしてきましたが、その逆にその子が「できる」ところを支援する方が、学習効果が高いことが、最新の研究でわかってきました。つまり、不得意なことではなく、得意な能力を伸ばすアプローチです。それが、弱点から強み(ストレングス)へのスイッチの入れ替えです。

2021年11月28日日曜日

ココロの言葉(207) 人間という動物の不幸は、こころとからだが離れているということなの。 こころは迷うけど、からだはそう迷わない。 だから、その人のからだが欲していることが何であるかを見つけて、 その機会を提供することから始めるのが、 人をサポートするときのコツです。 精神科医 神田橋條治 現代の心理臨床におけるマスターセラピスト(モデルとなる精神療法の専門家)といわれる神田橋氏の名言です。この言葉は、学習支援の場でも効果的な働きをします。子どもの身体を支援することで、自然なかたちで学習意欲につなげることができます。『神田橋條治スクールカウンセラーへの助言100』より。

2021年11月21日日曜日

ココロの言葉(206) はげあたま:働いて、元気になる。 明るく、楽しく、前向きに。 仕事と学習のモットー 誰が創作したのか不明ですが、最近よく耳にする格言です。高齢者の働く姿勢について語られたものですが、そのまま子どもたちの学習にも使えるメッセージです。 明るく、楽しく、前向きに勉強して、元気になる。それが、子どもにとっての仕事となる学びの効用でしょう。そんな学習支援になりますように。

2021年11月14日日曜日

ココロの言葉(205) 人間のコミュニケーションの80%以上は、言葉で行なわれていない。 言葉で表現されるメッセージは、相手に伝わる情報の7%に過ぎない。 心理学者 ジェラルド・ザルツマン 私たちは通常、人とのコミュニケーションは言葉でしていると思っていますが、実際は言葉にならないその他の感覚を無意識で感知していることが、知覚の研究で実証されています。このことからも他者との交流や対話は、リアルな対面ですることがいかに大切かがわかります。そして、子どもへの学習支援で大事なことはなにかを教えてくれる知見で

2021年11月7日日曜日

ココロの言葉(204) 近代教育制度として当然視されていた 「一か所に多くの子ども、若者を集め、一斉指導をしていく」 学校教育のかたちは、もっとも三密の度合いが高いわけで、 新しい教育のかたちが模索されています。 奥地圭子(元全国フリースクールネットワーク代表) 文科省の調査によると、2020年度の不登校の小中学生は、約20万人、そして高校生は、約4万数千人で、高校生全体の100人に1人、中退者は全体の1%で約3万5千人になります。 少子化の社会で、この数字はかなり高いと言えます。しかも、その多くの子どもが、家に閉じこもっているという実体があります。いま、在宅で公的に適切な支援が受けられるシステム(受け皿)が求められています。