2024年7月28日日曜日

ココロの言葉(346) 私たちの人生は、 重要なことに沈黙したその日から 終わりに向かいはじめる。 マルティン・ルーサー・キング牧師(1929-1968) 「私には夢がある」で有名なキング牧師は、人生で最大の悲劇は、悪人による暴力でなく、なにもしようとしない善人による沈黙であるという。自分の発現だけではなく、無言にも責任をもつべきであると。この社会で何も知ろうとしない「究極の無知」と何も考えようとしない「真面目なバカ」ほど私たち民衆にとって危険なものはないと説いている。

2024年7月21日日曜日

ココロの言葉(345) 学校が本領を発揮すれば、 混沌とした世の中で、「安心の島」の役割を果たせる。 学校は子供たちに、体や脳の働き、自分の情動の理解の仕方、 自分の情動との取り組み方を教えることができる。 ヴァン・デア・コルク(精神医学者) 他者といて安全であると感じられることこそが、人間が生きていくうえで。最も重要な条件である、と世界的なトラウマ研究の第一人者は言う。そのために、学校が安全で安心できる場(安心の島)であれば、子どもたちの心の成長と回復につながる可能性があると語っている。『身体はトラウマを記録する―脳・心・体のつながりと回復の手法』から。

2024年7月14日日曜日

ココロの言葉(344) 現実と未来しかないの。 そうすると、現実とその未来を なるべく楽しく、なるべく面白く、 生きた方がいいんです。 過去のことをいくら考えてもしょうがない。 やなせたかし(1919-2013) 代表作「アンパンマン」で世界的に有名な芸術家のメッセージです。どうにもならない過去のことは、無理にでも考えないようにしているという。そうすると、なんらかの状況が変わってくると語っています。アンパンマン流人生の処世術です。『なんのために生れてきたの?』から。

2024年7月7日日曜日

ココロの言葉(343) 人生は何が起こるかわからない。 僕自身本当に思います。 驚くような未来はだれにでも待ち構えている可能性がある、と。 WBC日本代表監督 栗山英樹 世界ベースボール国際大会(2023年)で優勝した侍ジャパンの代表監督が、強敵のアメリカ代表を相手に優勝できたのは、監督として選手たちを信じたからだと語っています。「信じ切る」ことで、選手が持てる力を発揮し、強運が働いて勝利することができたと。「信じ切る」ことの可能性と大切さを訴えています。『信じ切る力』から。