2023年10月8日日曜日

ココロの言葉(304) 平均によって得られた科学的な一般性とは異なる場所に 普遍と理念がある、 精神分析学者 村上靖彦 現代社会では「エビデンス」が重要視されています。エビデンスとは、科学的な方法で取り出された統計的な事実を言います。そこには個人の経験や偶然がありません。 一方、私たちの日々の生活と人間関係は、パーソナルな主観的な対話で形成されていています。エビデンスに基づく事実は、必ずしも「真実」ではありません。「客観性の落とし穴」に注意する必要があると―。(『客観性の落とし穴』から)

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